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アンドロイドボーイ[第8話]

 第8話『キス』


 キスには自信があった。

 触れるだけの意地らしいキスから、性交渉のような濃厚なものまで。

 相手の快楽を追求することが、自分の快楽に繋がると頑(かたく)なに信じている。

 二条院のふっくらとした軟らかい唇を、くすぐるように舌で弄(もてあそ)び、久遠は自身の唇を押しあてた。

「……んっ……ふ、ぁ……」

 ぎこちなく震える唇の熱を、全身で感じ取る。
 柔らかな感触をしっかりと記憶した後、息継ぎのため薄く開いた隙間に、舌を滑り込ませる。
 二条院の髪に指を通し、小さな頭を固定した。

 舌を絡(から)ませて、より深くまで口内を犯していく。

「……んん……んぅあっ……」

 口の端から唾液と一緒に漏れ出る、可愛い声。
 刺激に飢えていた身体が疼(うず)く。

 くちゅくちゅと音をたてて、二人分のぬるい粘液が熱をおびていく。

 ぎゅっと眼をつむって苦しそうにしていた表情が、今は頬を火照(ほて)らせキスに没頭している。
 久遠の肩に、抵抗するように押しあてられていた二条院の手からも、すっかり力は抜けきっていた。

 このまま、どうにでも出来る。

 抱き寄せて身体を密着させたまま、ゆっくりと絨毯の上に押し倒す。
 握っていた手に指を絡ませて握り直し、絨毯に押し付け、覆い被さる。

 これ以上は無理といえるくらい、全身の隅々にまで深く浸透するキスだった。

 とめどなく溢れ出すさらさらとした粘液を、舌ですくっては掻き混ぜる。その繰り返し。

 我慢出来なくなった久遠が、小さな水音をあげたまま二条院のシャツの裾をまさぐり、わき腹に手を忍ばせると、二条院は「んッ……」と身体を強ばらせて、脚をばたつかせた。
 空いている方の手で、シャツの上から久遠の手を押さえ込んでくる。

「……大丈夫だって。すぐ気持ち良くするから……」
 
 耳元に甘く囁き、またキスを再開すると、二条院の手の力がゆるゆると抜けていく。

 二条院の身体は、相当敏感に思われた。
 久遠の指が肌の上を這(は)うだけで、びくんびくんと反応している。

 いつの間にか激しく上下する二条院の胸元。
 久遠は、荒だった息を隠すようにひたすら唇を繋げた。

 そろそろいいだろうと、二条院のベルトに指をかけた、その時だった。

 ガチャッ……。

 ドアの音に手を止める。








【後書き】
隣で家族が寝てる間に、一人で盛り上がって書いて、こっそり更新ですf(^_^)
サブタイトル通り、キスしかしてないので短い。

皆さんこの連休はお出掛けされてるんでしょうな~♪
羨ましい……(;o;)

次話は休み明け……かな。
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