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ご挨拶と今後の投稿について

【ご挨拶】

明けましておめでとうございます。

昨年中も成長することなく拙い作品を本当にだらだらと垂れ流していた私ですが、このような著者の文章を読みにお寄り頂いた読者様に心から感謝です。

今年こそは計画性のあるマトモな女になってやんぜ……と思い、元旦の更新を目指して年末に八割がた次話を書き上げておったのですが、大晦日からの度重なる深夜のテレビ視聴と食べ過ぎ等で後の二割が手に付かず、更新が今になってしまいました。まあ結局今年もこんな感じよね、と思いました。申し訳ありません。

こんな私ですが、本年も何卒よろしくお願い致します。

【今後の投稿について】

今年もだらだらと下手な文章をあげてしまう予定ですが、少しだけ変更点を。
現在、ブログと『小説家になろう』サイトに作品を投稿しております。(ブログでは管理人名:16、なろうサイトでは作者名:56 を名乗っております)
昨年末に、なろうサイトの方で「後書きに日記的なことを書くのはいかがなものでしょうか?」というご意見を頂きました。
私がなろうサイトで他の作者様の作品を読んでいた頃(もう5年以上前ですが)には、『後書きを読む』というボタンがあったように思ったのですが、慌てて確認してみると今はそういうボタンは無くて、作品の最後に強制的に表示(汗)読みたい人だけ読むだろうと、得意の適当さでブログの後書きをそのまま貼り付けて来ましたが、まさかそんな事になっていようとは……。(アンドロイドボーイは活動報告欄に後書きを載せていたのでちょっとセーフ?)
作品の余韻が後書きで消える!と不快に思われていた読者様、本当に申し訳ありませんでした。

そこで、ずっと自分でも『2つのサイトに全く同じ内容あげて意味あんのか?』と思っていた事もあり、ちょうど機会なので当初の使用目的に立ち返り、各サイトを差別化をしていこうと思います。

簡単に言いますと、小説家になろうサイトは作品投稿専用として今後は基本的に作品のみの投稿とさせて頂きます。サイト自体がそういうコンセプトですので、今までがおかしかった訳です! 長い文章は分割したり、あらすじを入れたり、読みに来て下さった方が読みやすいよう出来るだけ工夫したいと思います。(内容が読みにくいってのはお許しあれ)

なので、後書きや近況報告はブログのみの投稿となります。ブログは私の妄想発散の場所という事もあり、これまで通り好き勝手な投稿となります。1万字の文章や、なろうサイトにアップするまでもない短いSSも、私のくだらん日常も、ポチッとしちゃう……。スミマセン。
罪滅ぼしとは言いませんが、当初行っていたブログ1話先行も復活させたいと思います。

そういう訳で、今後2つのサイトでは投稿する内容と作品の進み具合が違いますのでよろしくお願いしますm(_ _;)m
ちなみに遅い早いはありますが、投稿する作品の内容はこれまで通り全く同じですのでご安心下さい。

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アンドロイドボーイ[第25話]

 第25話『嘘』


 久遠 翔は山積みの段ボールに背中をぴたり張り付け、息を殺した。

 何度考えてみても、おかしい。
 一瞬両想いだと浮かれていたのは夢だったのか。

 両想いだと思っていた相手が超絶美少女に扮し、鉄パイプを引きずりながら久遠の命をつけ狙っているというのはどういうことだ。

 アンドロイドみゆゆとしてステージに立っていた事は大きな謎だが、そんなことよりも命を狙われる覚えはない。
 この途方もない行動。さすがあの二条院 学である。
 悪いことに相手はベストオブ凶器、鉄パイプを所持している。奴に最も持たせてはいけない物のひとつだ。




 あの瞬間。久遠はアクション映画さながらの機敏さで飛ぶようにして地面に転がり、頭上に振り落とされた鉄パイプを何とか避けきった。

 鉄パイプが直撃した段ボールには深く穴が開き、中から発泡スチロールの粒が粉雪のように飛び出し舞った。
 一見幻想的な光景ではあった。

 何とか体勢を立て直した久遠の目の前。短いスカートはためかせて、すたりと飛び降りてきたのは例の少女だ。
 逆光で表情が読み取れないままアンドロイドみゆゆーーの姿をした二条院 学はバッターボックスに入ったバッターのごとく、無言で鉄パイプを構えた。
 そして久遠に向け、迷いのないフルスイングを放った。

 久遠は仰反り、勢いよく背中から倒れて、またしても鉄パイプから逃れた。
 びゆんと重厚感のある風が頬をかすめる。
 すぐさま立ち上がりバランスを崩しながら、目の前に立ちはだかる段ボールの森に身を隠したのだ。




 追跡者の目前でここへ逃げ込んだのだから、当然向こうには久遠の居場所が分かっている。長く逃げ果せるはずもない。

 鉄パイプを引きずる殺人的な音が、冷たいコンクリートの上をゆっくりと這う。
 それはやがて息を殺して凍り付く久遠の傍らまで近付いてきて、止まった。

 万事休すである。

「お、お前。学……なのか?」

 斜め後ろに感じる気配に堪りかねて久遠はうわ言のように呟いた。
 すると不気味なほど静かな落ち着いた声が返ってきた。
 懐かしい二条院 学の声だ。

「言ったはずだ。俺の秘密を知ってただで済むと思うな」

「どういうつもりなんだよ、お前……そんな格好して」

 すると相手は激高した。
「お前の方こそどういうつもりだっ! 人の妹の部屋に勝手に上がり込みやがって! この変態野郎!」

 女装した男にだけは言われたくない言葉だったが、妹をもつ兄として怒る気持ちはよくわかる。

「そっ、それは……まあ、心配かけたのは悪かった。でも断じて、妊娠させるようなことは、してないからーー 」

「貴様ッ! 妊娠させなきゃ何してもいいって言ってるんじゃないんだぞ!」

「いやそういう意味じゃっ……! 確かに告白はされたけど……ちゃんと理由を話して断った。だから美優ちゃんには指一本触れてない」

「よくも妹を振っておいて、俺の前にのこのこと出てこられたなお前」
 二条院は吐き捨てるように言った。

 久遠は思い切って振り返り、二条院の前に歩み出た。

 街灯の薄明かりに照らされたアンドロイドみゆゆーー二条院は、腕を組んで怒り心頭と言わんばかりにこちらを睨み付けている。

 だが殺気立った感はない。
 こうして間近で見ると、可愛い少女がぷんぷんと腕を組んで怒っている健気な様子にしか見えない。鉄パイプはご愛嬌としておこう。
 到底男には見えず、もちろん少女の顔は存分に好みのタイプである。というよりは、よくよく眺めてみれば俺様メガネがメガネを外して化粧をしただけの顔だったので、久遠は何故だか安心した。

 それにしても違和感無く、よく出来ている。
 これは男にモテるだろう。
 怒っている顔や仕草も実にそそる。
 何よりも、その正体があの二条院 学であるところが良い。

「ホントに、お前がアンドロイドみゆゆ、なのか? 何でだよ……みゆゆは憧れのアイドルじゃなかったのかよ……」

 久遠が我にかえって聞くと二条院は押し黙ったままだ。
「美優ちゃんがすごく心配してた……お前がそんな事してるって知ったらーー」

「美優が? まさか。これは元々、美優が始めた事だ」

「美優ちゃんが?」

「ああ。最初は曲作りの練習だったみたいだけど、今はまあアイドルプロデュースの練習ってところか……」

「お前は妹のために、そんな格好で歌って踊ってるのか?」

「そうだ。悪いか? 俺は妹のためなら何でもするし、何でも出来る。それに俺は次期生徒会長を継ぐ男だ」
 二条院は堂々と言い放った。

 確かに現生徒会長の特技は女装である。学園祭のステージで踊る度に、悩殺されて叶わぬ恋に身を投じる男共が続出するのは事実だが、その恒例行事を継ぐ事が生徒会を継ぐ事になるのかは甚だ疑問だ。
 あれはただのラノベの読み過ぎだと、久遠は思っている。

「曲作りの練習って……。でも美優ちゃんはそんな事、一言も……」

「美優は上手いからな、嘘をつくのが」

 そう鼻で笑うのをじっと眺めてから「お前にそっくりだな」と久遠が静かに言うと、二条院はムッとした表情で眼を細めた。

「じゃあ美優ちゃんが言ってた、あれも嘘なのか? お前が俺のこと……本当は、好きって……」

 二条院は一瞬驚いたようだったが、何も言わずに顔をしかめて久遠から眼をそらした。

「さっきステージで言ってた、恋におちた相手って……俺なのか?」

「その質問に答える気はない」

「おいっ、逃げるなよ! ちゃんと答えろ!」

 久遠が叫ぶと、二条院はふいに持っていた鉄パイプにもう片方の手を掛けた。

「うるさい! 大人しく殴られて、さっさと俺のことは全部忘れろ!!」

 鉄パイプがガリリッとコンクリートを削る。




【後書き】 ね、眠い。眠すぎる。
あとちょっとで完結~♪と思ってたら、どうも心も文章も気が抜けてしまって……遅くなりました(-_-;)
おのれ……待ってたぜ、という方。もしいたら申し訳ないですm(__)mすみません。

おやすみなさい。

テーマ : 自作BL連載小説 - ジャンル : 小説・文学

アンドロイドボーイ[第16話]

第16話『遊びの夕暮れ』

 屋上へと通ずるドアのノブを強く握り、久遠 翔は白い息を吐ききった。

 そして自分に言い聞かせた。少々の事では動じるな、と。

 屋上が血の海になっている。ウサギの着ぐるみが鎮座している。真っ白な煙幕。繰り返される狙撃。手すりに施された細工。容赦無く飛んでくるロケット花火。
 そして、あの笑顔。
 全てを帳消しにするあの魔性の微笑みに、呆気なく屈し目の前の欲望に貪りついてしまう自分を呪う。

 二条院 学と付き合う以上、これら全ての事は日常であると心得えなければいけない。
 どんな正論をもってしても戦況が変わることは無く、それがこの人間離れした恋人のすごいところである。

 恋人ごっこを始めてから無闇に寿命を縮めること、はや二週間が過ぎようとしている。

 依然として繰り返される恋人からの理不尽な悪行と、甘い雰囲気を察知するかのように鳴り響く生徒会からの呼び出しに耐え抜き、それでも何とか際どい関係を保っていた。




 勢い良くドアを開けて屋上を見渡すと、驚いた事に目の前で二条院が壁に持たれて座り込んでいる。

 これまでで一番不気味だ。

 ここ二回は相手が飛び道具を使用してきた事もあり、久遠は背後を気にしながら挙動不審な動きで二条院の所へ歩み寄った。

 そして念入りに蝋人形では無いことを確認してから隣に腰を下ろす。

 二条院が難しい顔で覗き込んでいるのは演劇部の台本のようだ。

「相変わらず、忙しそうだな」
 久遠がぼそりと言うと、二条院は深いため息をついて台本を投げ出した。
 そして項垂(うなだ)れるようにして久遠の肩に頭を置いた。

「もう俺は駄目だ。台詞が全然入ってこない」

「なんだよそれ。そんなに忙しいのか? 生徒会長が倒れたくらいで」

「あの腐れ変態会長が一人であんな仕事をこなしていたとは……やっぱりアイツは人間じゃないな。熊かなんかだ」

 宇宙人同然の恋人に人間では無いと言わしめた悪名高き生徒会長が風邪に倒れて以来、生徒会内部は収集がつかない事態に陥っているらしい。

「どうして俺は生徒会なんかに入ったんだ」

 久遠の二の腕に顔をすり寄せて嘆く二条院の頭を撫で撫でしながら、久遠は笑った。

 こんな風に弱音を吐く俺様メガネを誰が想像出来るだろう。
 そうか、ついに俺はここまできたかと、久遠は自分を誉め称えた。

「そういや、告られたんだって?」

「あぁ……うん」
 昼休みに耳にした噂の真相を聞くと、二条院は恥ずかしそうに認めた。
 同じクラスのもう一人の学級委員、出席簿の久遠の欄に豪快な二重線を引いたというあの女子が、二条院に告白したという。

「あのメガネ女子がねぇ、意外だな」

「俺も驚いた。女子って外見からは想像出来ないくらい積極的なんだな」

「……んで、どうすんだよ」

「どうするって?」

「だから、返事だよ。付き合うのか?」

「付き合う訳無いだろ!」
 そう言って俺様メガネは怒った。

「何で? お似合いなのに」

「何でって、他に好きな人がいるのに、付き合える訳無いじゃないか」

「……好きな人、って?」
 久遠が聞くと、二条院は耳まで真っ赤に染めて口を尖らせた。一度、潤んだ大きな瞳をこちらに向けたが、すぐに下を向いて呟いた。

「そんなの……みゆゆに決まってるだろ。……っ、何だよ!」

「いや別に。何かちょっと期待した」

「は?」

「みゆゆか、そりゃそうだな。……もうすぐライブだしな」

 二条院が嬉しそうに頷(うなず)くのを見て、久遠は諦めに似た決心を抱いた。少し困ったように微笑んで、溜め息をつく。

「じゃあ、台本覚えるの終わったら起こしてくれ」
 そう言って二条院の腕を持ち上げ、細い両膝に頭を乗せて冷たいコンクリートの上に寝転がる。

「キスでな」と付け加えると、二条院は「うん、わかった」と照れながら言った。

 久遠の顔近くで台本をめくる指先を捕まえ唇をあてると、驚くほど冷たい。

 顔を横に向けて少年の足首に覗くアンクレットを眺める。
 アンクレットとは名ばかりで、麻紐とトンボ玉で組まれた地味なミサンガだ。
我ながらもう少し洒落た物をプレゼントすればよかったと思う。

 どんな願いをこめて結んだのかは聞くまでも無いが、学年唯一の生徒会役員の俺様メガネに、こんな形で校則を破らせた自分の功績はどれ程だろうと考える。二条院 学の中に、小さいながらも爪痕を残せただろうか。

 せめて、このミサンガに込められた二条院の願いが叶うといいと思う。
 アイドルとの恋愛成就という壮大な願い。それも相手はアンドロイドというから手強い。

 つくり物の世界で人ならぬ者と恋に落ちても、それはごっこ遊びでしかない。そんな恋が上手くいくとはーーいやそれは自分の事か。

 オレンジ色の夕日が切り取っていく期間限定に眼を背けるように、久遠は瞼を閉じた。




【後書き】
うわーもうお迎えの時間だ(*_*)
遅くなりましたm(__)m

テーマ : 自作BL連載小説 - ジャンル : 小説・文学

新連載『アンドロイドボーイ』投稿しました☆

新連載の第1話投稿しました☆

新連載と言っても、毎回1000文字程度で軽めなものとなります。

初めて執筆から投稿まで全てスマホで行いますので、文章が読みにくい、誤字脱字など、あるかと思われますがご容赦下さい。(もう既に文頭の一文字空けが出来ない等の問題発生……)

内容についても、削れる描写は極力削って、ストーリーと会話メインの軽いものとなります。

その分と言っては何ですが、連載間隔は数日以内で投稿できるよう努力するつもりです。

■次話投稿予定は、明日若しくは明後日です。

後々、連載中の『転じて吉』本編に少し絡む予定なので、出来るだけ速やかに完結させる予定です。

あーもう、何でこんなにスマホからの入力ってしにくいの(T-T)
もうだめ……。

今更ですが……

皆様☆明けましておめでとうございます†゚*。謹賀新年。*゚†

いやぁ、1月も今日で去り行くというに、今更ですなあ……。
新年のご挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません。

先ほど、頂いたコメントにやっとお返事させて頂きました!!
本当に皆様ありがとうございます♪♪

ただ今回はこの後書を含め、あまり時間がかけられない……なぜなら、今私の背後で三歳の息子がドラエモンを見ながら煮干を食っているからですな(。-`ω´-)ンー(お風邪で保育園お休み中)
最近のお子は煮干なんぞが好きなんだねぇ。
ふむふむ……そして、ドラエモンは風邪をひくとピンク色になるのか、なるほど……。おまえ、ロボットちゃうんか……。

年が明けてから特に変わったことは何もないのですが、なんだかとてもハッピーな気分で毎日を過ごせています(ΦωΦ)フフフ・・良いことだ★

毎回、成宮君のド変態な内容や、R指定の内容は結構イケイケで書くのが早い私ですが(どうなんだ、それ)、今回も結構すんなり書きあがったぜぃ!っと意気込んでいたら、もう一月くらい経ってたね……(´゚∀゚`;)
次回もまあ、こんな感じじゃないかとは思うんですが……頑張ります(*・ω・)*_ _))ペコリン

今年の抱負は……というか、課題の方が多すぎて、そっと私の胸の内にしまっておくことにします。
去年は停滞気味だった生活も、このブログも、少しでも前進出来ればいいなぁ。

そして去年一年、だらだらとしたこの『悪性現実逃避中毒』ブログにお付き合い下さいました皆様。
今年も、ひっそりと頑張りますのでお付き合い頂ければ幸いです。
どうかこれからもご贔屓に☆
ではでは♪
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